・今日、吉祥寺マンダラ2でイベント「どーせ死ぬんだ!」が開催させるということで、昨年3月のなんちゃらアイドルさん主催イベント「Giant Killing」にジャック達が出演した時配布したGO→ST通信vol.66と2017年11月のISSIKI AT ALLのライヴ時に配布したvol.52の合わせ技に加筆修正することにしてみました。
なんでこの時期にタイツのことを書いたか、思い出してみると、一色さんから「タイツのアナログ盤やCDを物販で出したらどうかな?」と言われたので、「いいと思います」と答えたのでした。
あ、確か一色さん、光永巌さんと美尾洋乃さんが出演するイベントが以前企画されていて、その物販でタイツのアナログ盤やCDを並べるからと言われたからでした。結局、延期(?)になってしまいましたが。
何分、タイツは15年以上活動していた上に、メンバー交代がかなり激しいバンドでしたから、駆け足で振り返ることになることをここで書いておきますね。
そんなわけで、前置きが長くなってしまいました。すみません。
もう少しお付き合いお願いします。
・一色進さんがシネマ、ナイジェル(ヴォーカルはシュガー・ベイブ周辺にいた小宮やすゆうさんでした)を経て、ホットランディング~メトロファルスの光永“GUN”巌さんと結成したのがタイツです。
初期にはベースに当時フィルムスに参加していた平賀淳一さん、バイオリンに美尾洋乃さん、アコーディオンにヴォーカルの滋田みかよさん、ドラムスに浜田康史さんが在籍していました。
結成して割と早い時期にはミュージック・ステディに写真付きで紹介されていて、その時は一色さん、光永さん、滋田さんに浜田さんという4人編成でした。
このタイツというバンド、15年以上活動していた上に、メンバー交代がホント多くて、同じメンバー編成ではアルバムが出たことがないのでした。
この辺の経緯は彼らのベスト・アルバム『GIRLIC REPLICA』の中嶋勇二さんによる解説と一色さんによる楽曲解説に詳細なファミリー・ツリーを是非読んでみてください。所謂東京サウンド~メトロサウンドの流れが大まかですがわかります。
1985年には10inch『GOLDEN POPS』を東京サウンドの拠点であった(ちなみに他にはスクリーンなどの作品を発表していました)BOXレコードからリリースしています。
この時点のメンバーは一色さん、光永さん、滋田さんにギターやプログラミング、エンジニアも担当した錦織幸也さんという顔ぶれで、裏ジャケットにはムーンライダーズの鈴木慶一さんのライナーが掲載されていました。
翌1986年にはドラムスにヤプーズの泉水敏郎さんが参加して、初のフル・アルバム『I・TSU・KA・DO・KO・KA・DE』をリリースしました。1986年という時期もあって、まだアナログのみでした。この時期からインディーズのバンドを紹介するミニコミ誌「IND'S」にメンバーのインタビューが何号か続いて掲載されています。
このまま順調に活動していくと思っていたところ、バンドの看板娘であった滋田みかよさんが作詞家になるということで脱退し、サウンド面で重要な役割を担っていた錦織幸也さんも脱退してしまったのでした。
BOX時代の2枚のアルバムは『ゴールデン・どこかで』というCDにまとめられています。ボーナス・トラック「僕のマンディ・マチネー・ライフ」が収録され、鈴木慶一さんのライナーもちゃんと付いています。
この時期のアナログ盤が発見されたという話もありますので、関連のライヴの物販に並ぶかもしれません。
2人が脱退して、東京サウンドのもう1つの柱、スクリーンからギタリストの宮崎裕二さんが加入します。
このことでより骨太なバンドになったタイツは1989年にFalcon Woods(レーベルのみならず雑誌「R-IDEA」も作っていました)からアルバム『RADIO DELICATESSEN』をリリースしました。
このアルバム、共同プロデュースはライオン・メリーさん。
ゲストに松尾清憲さん、鈴木さえ子さん、徳武“Dr.K″弘文さん、田村玄一さん、和久井光司さんに元メンバーだった錦織幸也さんが参加し、話題になりました。
このアルバムからCDのみのリリースだったこともありまして、2013年にはCD2枚(オリジナル+同時期のオムニバス収録曲、カラオケ+同時期のライヴ音源)+アナログ盤(オリジナル曲のみ)という仕様で再発されています。
『RADIO DELICATESSEN』のレコーディングに参加したこともあってか、錦織さんがバンドに復帰します。が、このまま順調に進まないのがタイツです。
ヤプーズやマッスル・ビートなど他のバンドでひたすら多忙だった泉水さんが脱退しました。
新メンバーは東京タワーズ、リーマンズの中嶋勇二さん。5人編成のタイツは『Adventures in “TURN TO THE POP”』『WILD DRAW FIVE』という2枚のオムニバスに参加しますが、その後、錦織さんと中嶋さんが脱退してしまいます。
次のドラマーは元オリジナル・ラヴの秋山幸広さんでした(ちなみに秋山さんはmidoriやJAZZ BONESなどに加入し、BL.ワルツのサポートも担当したので、イベント“TURN TO THE POP”のキーマンだったのではないでしょうか)。
錦織さんと中嶋さんが在籍していた時期の作品などを湾岸スタジオで録音したアルバムが1992年9月にリリースされた『GET CULT』でした。
このアルバムからは新しく立ち上げたレーベル「みんなの宝物」から発表されることになります。
秋山さんが脱退し、泉水さんが復帰して、新たにキーボードに松田信男さんが加入してアルバム『HARD BOILED ALBUM』をリリース。このアルバムは在庫がないらしいので、持っている人は大事にしてください。
1995年には泉水さんが脱退し、小林みな子さんが加入します。
(今のところの)ラスト・アルバム『SLAPPY STICKY』を和久井光司さんのプロデュースで1997年にリリースしています。
1998年1月25日には「タイツ最終回」を原宿クロコダイルで。
その後、『GIRLIC REPLICA』発表時には一色進&SMOKEY HEAVEN
『RADIO DELICATESSEN』再発時にはONE NIGHT TIGHTS
2021年4月には「どーせ死ぬんだ!」などのライヴを行っています。
タイツがこの先どうなるかは誰もわからない。。
それと、小池百合子都知事さまに感謝します。
・追記~駆け足の上、中身が濃くありませんが、私がもし今日のライヴに立ち会っていたら、GO→ST通信はこんな形になったと思って書きました。
気が付いたことがありましたら、どんどん加筆修正しますので、お楽しみに。
ここは間違っているというようなご指摘やご意見ご感想お待ちしております。
2021年秋には『ゴールデン・どこかで』と『GET CULT』の一色さん所有分をネット通販されたのですが、残念なことにすぐ売り切れてしまいました。
つまり、これからは関連ライヴの物販に並ぶ可能性が低くなってしまったというわけです。
今年にはなんちゃらアイドルと一色さんと松田信男さんのユニットMAMIが発売される模様なので、それに合わせて再発されたらいいのですが、ちょっと時間がなくて難しいかもしれませんね(リマスタリングやボーナストラックの選定など色々と作業には時間がかかると想像できますので)。
もし、タイツのオリジナル・アルバムがボーナストラックが収録されたり、ライナーノートがある形で再発されたら嬉しいですね。
この件について、TwitterやInstagramなどSNSで皆さまが反応してくださったらありがたいです。
All written by Hiroshi Sugar Sugai
Twitter @sugasugarheaven
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