・弱々な説明~実家に持ってきた本を延々と整理したり、時には読み返してみたりする日々がこれまた延々と続いております。
その中でTHE ALFEEの坂崎幸之助さんが出したというか、坂崎さんの番組にゲストが出演された際の模様を再現した本があるので、この機会に紹介してみたいと思います。
あ、ジャック達がゲスト出演したりしたことは勿論ないですよ。
そんな期待はしちゃいけません。
最近、交遊録や鈴木慶一さんの連載対談について書いてみたり、と濃い内容(自分で言うか)が続いたので、お気楽に書いてみたいと思ったというわけです。
それではもう少しお付き合いくださいね。


 「坂崎幸之助とJ-POP Friends」(自由国民社)なんですが、今のところシリーズで3冊出ている模様です。
そもそも坂崎さんは色々と本を出されている方なのですが、どうしてこの本が出て、ここで取り上げるのかをこれから書いていきますね。
 
 まずこの本が出版されたのは2008~2009年にかけてでした。
坂崎幸之助さんがFM NACK5(埼玉県のFM局)でレギュラー出演されている「K's TRANSMISSION」が放送10周年を迎えたと同時に、FM NACK5が開局20周年を迎えたからなんですね。
 「K's TRANSMISSION」(略すと「Kトラ」)は現在も放送中の番組でして、金曜の21:00~22:55に放送されています。普段は坂崎さんがギター、カメラに熱帯魚等々を語ってますが、日本のロック、ポップス&フォークのアーティストが新譜をリリースするとプロモーションにやって来る番組なんですね。
まあ、そういった方々はプロモーション以上に坂崎さんと会って会話するのが主目的なので、延々と生演奏をしたり、昔話をしてしまうことが少なくありません。
 坂崎さんはこの番組のホストであると同時にJ-POP(個人的にこの呼び方は苦手ですが、便宜的に使わせていただきます)を掘り下げている方なので、かなり濃いトークが展開されるというわけです。
番組に出演された中から1では39人、2では43人、3では47人の出演した回の一部が収録されていますね。
 その中にはお亡くなりになった高田渡さん、忌野清志郎さん、遠藤賢司さん、大瀧詠一さん、加藤和彦さんに阿久悠さんたちと坂崎さんの会話が生々しく再現されています。

 なぜこの本を取り上げようと思ったか、ですよね。
2に河合徹三さん(ラストショーなど)が出演された回の模様が収録されていまして、そこでかなりの分量でジャック達、シネマの一色進さんの話が出てくるのです。
ご存知の方が多いかと思いますが、河合さんと一色さんは高校の同級生でバンドを組んでいた時期があるんですよね(ちなみに二人で一緒にやる時は13「わんさん」を名乗ります。10年位前にはツアーをやったことも)。
坂崎さんが河合さんの音楽的ルーツの話をしていたら、当然一色さんの話が出てくるわけですね。
坂崎さんの番組には松尾清憲さんも出演してますから、一色さんがシネマのベーシストであると説明すれば、多分そんなに盛り上がらなかったかなと思ってしまいます。
河合さんは高校の同級生の一色さんとして会話してますから、坂崎さんは会話の中の「一色君」が現役のミュージシャンと思っていなかった様子が伺えるのが個人的にはツボです。
確かこの後にも河合さんは出演してますが、一色さんの話題が出ずにガッカリした記憶があります(というか、一色さんについてのメールしました、読まれなかったのですが)。
それにジャック達とは縁が深い斉藤哲夫さんも出演されていますし。

 他に印象的なのは、やはり大瀧詠一さんと加藤和彦さんでしょう。加藤さんとはフォーク・クルセイダースの再結成などもあり、出演時には息がピッタリという印象が強いのですが、大瀧さんとは独特の空気が流れて、「幸ちゃん」と呼ぶようになるまでには時間がかかったように覚えてます。
この本では出演を重ねるうちに信頼度が上がっていくのを体感できるはずです。

 あと、スターダスト・レビューの根本要さんとはこの番組が初対面だったのはかなり意外でした。アレレのレとヘソ下三寸の関係などかなり興味深い会話が収録されています。
現在はすっかり仲良しになって(笑)、要さん出演時のセッションでは息が合ったところを確認できます。

杉真理さん、リッキーさんなどビートルズ関連の人脈や谷村新司さんやNSPなどフォーク系の人脈が出てもやっぱり面白い番組なのです。
ちなみに佐野史郎さんがゲスト出演された際には「対バンがメトロファルスとかだったんだから」と発言されたり、興味深い内容でしたね。


アパートから実家に戻ってなかなか放送は聴けなくなりましたが、日本のロック、ポップス&フォーク好きな私にとって大切な番組ですし、番組本はお宝になっております。


 追記~THE ALFEEのお三方は三人で出演されている番組以外にも、高見沢俊彦さんの番組などラジオでご活躍されています。
大瀧詠一さんと番組でご一緒された際の「ハンバーグ味噌ラーメン」という評はあまりに面白くて、適切だったと思う今日この頃です。


   All written by Hiroshi Sugar Sugai 
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